日々来々

明日はまた来る。日々の出来事を何となく書き連ねていきます。

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議論に勝つなんて必要はない

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■何と言い表せば適切なのか難しいのですが、いわゆる議論には勝つ必要はないと思うようになりました。これは先日読んだ書籍に書いていたことにも影響を受けたものです。


■人が二人以上寄れば、当然ながら意見の違いが生じる可能性が生まれます。そして、それは議論に繋がる可能性があることも意味しています。


■最終的に相手を屈服させ、相手の意見を打ち負かすことによって、自分の意見が優れていることを認めさせることが「議論に勝つ」ことだとするなら、議論に勝つのは危うい結果です。


■単純な話「議論に負けた」相手の方は面白くないでしょう。たとえ議論に勝つことができる場面であっても、議論に勝ってはなりません。満足感や優越感を得られるだけであって、総合的に見ると結果的に自分にプラスは残りません。


■議論に勝つのは、試合に勝って勝負に負けたという状態に近いのかもしれません。議論に勝つ必要はないのです。私なりの表現だと、「議論を纏める」ことを目指すべきだと考えます。


■議論を重ねる中で、お互いの意見が変化しても構わないですし、変化するのは自然なことです。お互いの意見が変化した結果、同じ方向の意見に集約されることが理想で、これが議論が纏まった状態だと考えます。


■議論すること自体は必要なことですが、ゴールは必ず議論が纏まった状態を目指すべきです。完全に一致するのが難しい場合にも、一定の範囲で合意して、総合すると同じ方向を向いた状態で終結を迎えることが肝要です。


■今年の目標は、議論に勝たないことです。


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